ガムシ   鞘翅(コウチュウ)目ガムシ科

 体長は35mmくらい。
 ゲンゴロウと間違えそうだけど、わりと遠縁らしい。
 泳ぎはさほど上手ではなく、水中より陸地の草陰などがいいようだ。
 腹部中央後ろ向きに牙のような突起があり、名前の由来なのだそうだ。
 「札幌の昆虫」には同定に注意が必要としてエゾガムシが記載されているが、ウェブサイト「mushinavi」では北海道にはガムシとエゾヒメガムシが分布するとある。しかし、エゾガムシもエゾヒメガムシも、ほぼ情報はないようだ。どうして?


20170519 (画像クリックで拡大)


20170519 (画像クリックで拡大)


20170519 (画像クリックで拡大)

 「札幌の昆虫」によると、「近似種エゾガムシは♂のふ節先端がより側方に広がり、身体はより細長い。」とある。冒頭にも記したように、エゾガムシの実体がよく判らず、この比較もよく判らず、です、ほんとうは。駐車場からキャンプ場への階段にいた。 20170716 (画像クリックで拡大)

 上を池に放したら、ポカンと浮かんで、そのうち、ゆっくりと、手前のシンワスレナグサの下に潜り込んだ。 20170716 (画像クリックで拡大)


 20230810 (画像クリックで拡大)