カブラヤガ 鱗翅(チョウ)目ヤガ科
前翅長 16-20mmくらい。
幼虫はダイズ、エンドウ、イネ、トウモロコシ、ムギ、クローバ、ソバ、ジャガイモ、アブラナ、キャベツ、ハクサイ、ダイコン、カブラ、サトイモ、ハッカ、セリ、イチゴ、テンサイ、ナス、トマト、キク、ユリ、ネギ、タマネギ、ウリ類、サツマイモ、ニンジン、各種花卉など、各種農作物の葉、茎、根を食害する。「ネキリムシ」の一種。
「幼虫が稚苗の株元をかじって切断し、土中に引き込みながら摂食する。また、生長点や幼根も食害するため、苗は枯死したり生長が著しく遅れたりする。成長した作物では一部の葉を葉柄部から切断食害するが、ナスなどでは実に直接孔をあけ食害する。ニンジンやダイコンでは根部に大きな孔をあけるため、商品価値が全く失われる。」(北海道病害虫防除提要1995)

20140809 (画像クリックで拡大)

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