トビムシの一種   粘管(トビムシ)目ムラサキトビムシ(?)科

 ここにあるほとんどの画像の種は体長2mmほど。雪融けのころ、粉塵による汚れのように見える。例年、ほぼ同じ場所で見かける。上から林間キャンプ場への下り口付近、排雪塊で。
 昆虫のようで昆虫ではないらしい、脚は6本なのに。ふつう昆虫では腹部に11の体節があるが、トビムシでは6節しかないそうな。節足動物門六脚亜門のうち、昆虫綱以外を内顎綱とするそうで、粘管(トビムシ)目は内顎綱に含まれる。かつては昆虫綱に一括されていたらしい。
 この目(トビムシ目)は、世界に3,000種以上、日本では14科103属約360種が報告されているのだとか。
 よくみると良く動き回り、腹部の下にあるバネ仕掛けでノミのように跳ぶ(ノミは脚で跳ぶが)。シャッターを切ると、確かにいたはずなのに、写ってないということが多々ある。
 内地では、雪上を動き回るムシを総称して雪虫というらしいが(北海道では通常、トドノネオオワタムシの成虫のこと)、この種のトビムシもそう括られるらしい。とくにユキノミとも言うそうで、多分、雪蚤、ノミのように飛び跳ねるから。



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上とは異なる種(科?)かも。サイズは同じくらいだが。寄生しているのではなく、たまたま掴まってるだけ。 20120419 (画像クリックで拡大)


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