トドマツノキバチ  膜翅(ハチ)目キバチ科


 体長30mmくらい(産卵管をふくまない)。
 林業の害虫。web情報によると、過熟木,衰弱木,伐倒丸太などに産卵し、内部で幼虫が食害、成長する。屑を外に出さないので、寄生木を外見から判定することはむずかしい。幼虫期間が長く、製材後に成虫が脱出することがあり、新築住宅の柱や板から成虫が出てきて問題にされた例もあるそうだ。
 20100603のヤツは、林間キャンプ場のチシマアザミの葉陰でジッとしていた。昨秋、生木のカラマツ材で木道橋を架け替えられたから、そこから出てきたか(勝手な想像)。


♀ 20100603


上と同じ個体 20100603


上と同じ個体 20100603